第3回開催報告 2022年8月19日(金) 夏休み特別企画
初めてお昼から夕方にかけて実施してみました!
初めてお昼から夕方にかけて実施してみました!
大野城心のふるさと館 1Fジョーホール/対面のみの開催でした。
まずはちくしの科こみメンバー金准教授自らの紹介文からどうぞ・・・!
まずはちくしの科こみメンバー金准教授自らの紹介文からどうぞ・・・!
ちくしの科コミメンバーのきんです。皆さん宇宙は好きですか?私は小学4年生のとき、学校でつくった文集で将来つきたい職業として「天文学者」と挙げていたほど好きです。(写真は山口県秋吉町のキャンプ場で私が撮影した・・・なんか良い感じの星空です)
さて第3回はそんな宇宙からとどく星のかけらのお話しです。
「超新星爆発(スーパーノヴァ)でバラバラになった星のかけらが宇宙から飛んできて、地球の火山やピラミッドを撃ち抜く!」
・・・と言われたらどのように思いますか?ゲームやアニメの話でしょうか。
いいえ違います、地球は日々「宇宙線」という宇宙から飛んでくる超高エネルギーの自然放射線にさらされています。
この宇宙線、実は超新星爆発で粉々になった星のかけらなのです。とくに今回は宇宙線ミュオンという素粒子に注目します。
超新星爆発のエネルギーをもっているので、ものを貫通する力がとても強く、火山でもピラミッドでも通り抜けていってしまいます。
この宇宙線ミュオンは放射線のひとつなのですが、放射線がものを通り抜けるとき何ができるでしょうか?一緒に考えていきましょう!
講師
九州大学ちくしキャンパス
総合理工学府 准教授
金 政浩 先生
そう・・・このような予告が貼られていましたね実際はどんな様子だったのでしょうか!
ここからがいよいよ開催報告になります!
はいっ!ちくしの科コミの金先生です、さっそくどうぞ!
すごいスピード感でスタートしました。これまでにない臨場感に少しうろたえる金准教授。大丈夫でしょうか。
星のかけらが絵を描く?
こんなのが降り注いでいて大丈夫でしょうか、
われわれ人類!
「・・・いまのいままで絶滅してないので
大丈夫です。だから大きなものの透視に
遠慮なく使っちゃいましょう」
大丈夫です。だから大きなものの透視に
遠慮なく使っちゃいましょう」
鉄より重たい元素はどうやってできるの?
さては専門家ですね!?思わず「中性子が電荷を持たず、超新星爆発ではお互い自由にくっつくことができておもた〜い元素ができる」ことを熱く語ってします。ご愛嬌。でもね、鉄より重たい元素が地球にあるっていうことは、このあたりで何度か超新星爆発が怒ったという証拠なんだよ。大切!
後ろの小学生のきみたち・・・ごめんなさい
シニアの方も高校生の方も鋭い質問が
どんどん飛び出ます
どんどん飛び出ます
ピラミッドや火山の透視までできるなんて
関谷さ〜ん、ミュオンの質量
いくつでしたっけ
いくつでしたっけ
容赦無くもうひとりの
ファシリテータに問いかける。
「105.6 MeVくらいだと
思いますけど・・・」
思いますけど・・・」
即答!正解
運営側も楽しいあっというまのサイエンスカフェでした。次回もまたここでお会いしましょう!!