回開催報告 202333日(金) 19:00より実施しました

ナノの世界のものづくり 2.5次元物質とは?ー〜

大野城心のふるさと館 1Fジョーホール/対面のみの開催となります
ご覧いただきありがとうございます。今回はナノメートルの世界のお話になります。

みなさまは、「ナノメートル」がどのぐらいの大きさか、
ピンとくるでしょうか?

センチ、ミリ、マイクロの次がナノであることは知っていても、
小さすぎてイメージしづらくないでしょうか。

そんな小さな世界で「ものづくり」とは?
その材料の「グラフェン」は何ものでしょう?

そして、「2.5次元」とは、いったいなんでしょうか?




















回はグラフェンに関するお話です。

吾郷先生からひとこと:

私たちの身の回りにある多くのモノは、優れた特性を示す機能性材料から作られています。


私たちの研究室では「グラフェン」という、炭素でできた非常に薄いシートを作り、最新の電子デバイスなど次の産業につながる研究を目指しています。


今回は、研究を身近に感じられる2つの企画を準備しました。


ナノメートルの世界で「2.5次元」とは?


詳しくはサイエンスカフェで!

 


講師

九州大学

グローバルイノベーションセンター・主幹教授

 吾郷 浩樹 先生

ファシリテーター

九州大学大学院・修士課程2年

 大津 柚紀子 さん

楠瀬 宏規 さん

<<企画1>>

最先端の顕微鏡を使ってミクロの世界を体験!

(グラフェンの作製と観察含む)

<<企画>>

グラフェンの元となる鉛筆を使った電子回路づくり


今回も会場は満員でした!いつもありがとうございます!

体験型企画が告知されていたためか、ご家族連れにたくさんご参加いただきました。

吾郷先生と吾郷研の学生さん!

ファシリテーターを務めたり、企画を補助したり、質問に答えたりと、素晴らしい活躍でした!

グラフェンについて熱心に聞く参加者の皆さま。メモを取っている方もいらっしゃいました。いつも皆さまの熱意に頭が下がります。

皆さまの熱意に触発され、グラフェン層の結合について説明に熱が入る吾郷先生。

ファシリテーターの学生さん。

熱心に吾郷先生とやりとりします。先生とそっくりなポーズですね。

企画1のグラフェン観察!

ここからテープを使ってグラフェンの層を剥がしていき、原子1個の層になったらシリコン片に移して顕微鏡で観察します。

シリコンに移したら、顕微鏡(超高性能!)にセットしてモニターで観察します。

言うのは簡単、やるのは困難!

うまくできたかな?

見事成功!?

学生さんが「あれかな?」「これかも!」と楽しそうです!

企画2の回路作り!

ふるさと館のご好意により、大野ジョーくんとまどかちゃんのイラストをご提供いただきました。

鉛筆で塗りつぶしたところに、電池とLEDランプをくっつけると…!

老若男女問わず、夢中になる企画でした!